「子どもに図鑑を買ってあげたいけれど、どれを選べばいいかわからない」と悩んでいませんか?
図鑑には動物・昆虫・恐竜・宇宙などさまざまな種類があり、シリーズによって対象年齢や特徴も異なります。子どもの年齢や興味に合わない図鑑を選ぶと、せっかく購入しても読まなくなってしまうことも少なくありません。
この記事では、子どもにおすすめの図鑑を年齢別・目的別に紹介します。図鑑の選び方や人気シリーズの違いも解説します。
子どもにおすすめの図鑑ランキング
子ども用の図鑑は、各出版社が独自の強みや最新技術を活かした素晴らしいシリーズを展開しています。まずは、現在特に人気を集めている定番・最新の図鑑シリーズをランキング形式でご紹介します。
小学館の図鑑NEO

| 詳細 | |
| 対象年齢 | 3歳〜小学生向け |
| おすすめポイント | 圧倒的な情報量と学習指導要領に沿った高い信頼性。長く使える「本物志向」の決定版。 |
| こんな子におすすめ | 生き物や自然について、正しく深い知識をとことん追求したい知的探求心の強い子。 |
学習図鑑の絶対的王者として君臨する「小学館の図鑑NEO」は、精緻なイラストと美しい撮り下ろし写真、そして圧倒的な情報量が特徴です。学校の教科書や学習指導要領とも深く連動しており、幼児期の読み聞かせから小学校高学年の中学受験対策まで、非常に息長く使える「一生モノ」のクオリティを誇ります。
監修陣には第一線の学術研究者を揃え、内容の正確性は随一。巻末のQ&Aコラムや充実した索引など、子どもの「もっと知りたい」をどこまでも掘り下げてくれる、迷ったらまず揃えるべき最高峰の図鑑です。
学研の図鑑LIVE

| 詳細 | |
| 対象年齢 | 3歳〜小学生向け |
| おすすめポイント | スマートフォンと連動したAR動画や、BBC(英国放送協会)制作のハイクオリティな映像体験。 |
| こんな子におすすめ | デジタルコンテンツや動画が大好きで、立体的な映像から直感的に学びたい子。 |
「学研の図鑑LIVE」は、最先端のデジタル技術を融合させた体験型の学習図鑑です。最大の特徴は、専用アプリを使ってスマホやタブレットを誌面にかざすと、生き物の3Dグラフィックや息をのむような実写動画(AR機能)が飛び出す仕組みにあります。
また、付属のDVDには世界的に評価の高いBBC(英国放送協会)などの超高画質ドキュメンタリー映像が収録されており、大自然のリアルな生態を迫力満点で体感できます。文字を読むのがまだ苦手な幼児でも、視覚と聴覚から一瞬で心を掴まれる、知的好奇心を刺激する工夫が満載のシリーズです。
講談社の動く図鑑MOVE

| 詳細 | |
| 対象年齢 | 2歳〜小学生向け |
| おすすめポイント | 迫力あるビジュアルとNHKの貴重な映像がセットになった、エンタメ性の高い大人気シリーズ。 |
| こんな子におすすめ | 生き物のダイナミックな戦いや、スリリングな生態にワクワクするアクティブな子。 |
従来の「ただ並べるだけの静かな図鑑」の常識を覆し、「躍動感のあるドラマ」を見せることに特化したのが「講談社の動く図鑑MOVE」です。誌面には生き物が最も輝く一瞬の戦闘シーンや、大迫力の生態写真がダイナミックなレイアウトで掲載されています。
さらに、付属するDVDには「NHKスペシャル」や「ダーウィンが来た!」といったNHKの最高峰の自然番組から厳選された、奇跡的な瞬間を捉えた貴重な映像がたっぷりと収録されています。知育だけでなく、まるでアクション映画を観ているかのような興奮と感動を子どもに与える、エンターテインメント精神にあふれた図鑑です。
角川の集める図鑑GET!

| 詳細 | |
| 対象年齢 | 4歳〜小学生向け |
| おすすめポイント | オンラインゲームやカードを集めるような感覚で、自主的に知識を「コレクション」できる最新図鑑。 |
| こんな子におすすめ | ゲームの図鑑コンプリートや、カードゲームの収集・分析などが大好きな子。 |
「角川の集める図鑑GET!」は、デジタルネイティブ世代の子どもたちに向けて創刊された、比較的新しい注目のシリーズです。ただ受動的に読むだけでなく、WEB上のマイページと連動して「オンラインカード(バッジ)」を集めていくゲーム感覚のシステムを導入しています。
誌面も非常に特徴的で、従来の分類順ではなく「生息地(エリア)別」などで構成されているため、地球儀を旅するような感覚で世界中の自然を多角的に学べます。図鑑を「知識をコレクションする相棒」として楽しめる、主体的な学習を促すのに最適な現代の図鑑です。
小学館の図鑑NEO POCKET

| 詳細 | |
| 対象年齢 | 3歳〜小学生向け |
| おすすめポイント | 大人気「NEO」の圧倒的な情報量をそのままに、お散歩バッグやリュックに入るコンパクトサイズに凝縮。 |
| こんな子におすすめ | 公園、山、海など、外へのお出かけやお散歩の際に自分で生き物を探して見比べたい子。 |
大人気の「小学館の図鑑NEO」のハイクオリティなコンテンツをそのまま持ち運べるようにした、新書・ポケットサイズのミニ図鑑シリーズです。屋外でのアクティビティを前提に設計されており、防水性や耐久性に配慮されたカバーが採用されています。
お出かけ用と侮るなかれ、解説の詳しさや収録されている生き物の網羅性は、大型の図鑑にも引けを取りません。草花、昆虫、鳥など、身近な生き物をその場ですぐに調べられるため、お散歩やアウトドアが格段に楽しくなる、子どもたちの冒険心をくすぐる頼もしい1冊です。
はじめてのずかん(講談社)

| 詳細 | |
| 対象年齢 | 0歳〜3歳向け |
| おすすめポイント | タッチペン(音声ペン)対応で、言葉が出始めの乳幼児でも指先ひとつで楽しく遊べる音の出る図鑑。 |
| こんな子におすすめ | 絵本の読み聞かせが好きな乳幼児や、まだ文字が読めずにおしゃべりを始めたい年齢の子。 |
「はじめてのずかん」は、まだ文字が読めない1〜3歳のお子さんでも、付属の専用タッチペンで誌面をタッチするだけで正しい発音や動物の鳴き声などが聞ける大人気の音声ペン図鑑です。子どもが日常的に興味を持つ「のりもの」「どうぶつ」「たべもの」といった身近な言葉を網羅しています。
クイズモードなども搭載されているため、一人遊びをしながら自発的に語彙(ごい)を爆発的に増やすことができます。親御さんの読み聞かせの負担を減らしつつ、言葉の土台を楽しく育む乳幼児期のベストパートナーです。
くらべる図鑑

| 詳細 | |
| 対象年齢 | 4歳〜小学生向け |
| おすすめポイント | 身の回りのモノから宇宙、生き物まで、あらゆるジャンルの「大きさ」や「重さ」をビジュアルで比較。 |
| こんな子におすすめ | 「一番大きいのはどれ?」「新幹線とチーター、どっちが速いの?」といった疑問を持つ子。 |
「くらべる図鑑」は、小学館のベストセラー派生シリーズで、世の中のさまざまなモノを同じ縮尺で「並べて比較する」ことに特化した大ヒット図鑑です。たとえば「ゾウの足元に人間を並べる」「新幹線、チーター、ハヤブサを横並びにしてスピードを比べる」といったように、数字データだけでは直感的に理解しにくい概念を、ユーモアあふれる分かりやすいビジュアルで一瞬にして伝える工夫が凝らされています。
子どもの多角的な視点を養い、思考力を鍛える知的好奇心を満たしてくれる1冊です。
ふしぎの図鑑

| 詳細 | |
| 対象年齢 | 3歳〜小学校低学年向け |
| おすすめポイント | 「なぜ空は青いの?」「どうしてお腹は空くの?」など、子どもの素朴な『なぜ』に100点満点で答える。 |
| こんな子におすすめ | 毎日「これなあに?」「どうして?」と質問攻めをしてきて、知りたい欲求が止まらない子。 |
子どもが日常生活の中でふと感じる「素朴な疑問(ふしぎ)」を集め、わかりやすく噛み砕いて解説した人気シリーズです。科学、自然、身体の仕組みから、生活習慣のマナーや心理的な疑問まで、幼児期に親が質問されて答えに窮するような問いが、温かみのあるイラストや写真とともに網羅されています。
文字はすべてひらがな・カタカナで書かれており、親子の会話のきっかけになるような仕掛けも豊富です。疑問を解決する楽しさを通じて、「自分で考える力」を自然と育むことができる知育用の名著です。
プレNEOシリーズ

| 詳細 | |
| 対象年齢 | 3歳〜小学校低学年向け |
| おすすめポイント | 季節の行事、日本語の言葉、お金や社会の仕組みなど、小学校入学前に必要な知識を楽しく予習。 |
| こんな子におすすめ | 園生活やおうちでの日常の出来事に興味があり、小学校の学習準備を始めたい子。 |
「プレNEOシリーズ」は、小学館の図鑑NEOに入る前段階である、主に幼児期(3〜6歳)の生活習慣や知育、身の回りの社会にスポットを当てた図鑑です。「よのなかの図鑑」「せいかつの図鑑」「こくごの図鑑」といったユニークなラインナップが揃っています。
「お箸を上手に持つには?」「お年玉って何?」といった、親が子どもに教えたいマナーや日本の文化、行事などを、子どもが自分で理解しやすいよう写真や図解を駆使して楽しく解説してあります。小学校の入学準備としての「生きる力」を養う教養図鑑です。
年齢別|子どもにおすすめの図鑑
子どもの脳や興味の発達段階に合わせて、最も楽しめる図鑑のテイストは大きく変化します。年齢別に最適な図鑑の選び方を解説します。
0~2歳におすすめの図鑑
まだ視力が発達段階にあり、文字を読めないこの時期は、「タッチペン(音声つき)タイプ」や、カラフルで大きくて直感的な「絵本のような図鑑」が最適です。動物のリアルな写真や乗り物の鮮やかな色、英語の音楽などが鳴る音声ペン図鑑が、言葉(語彙)の発達を強力に促します。
厚手(ボードブック仕様)で、赤ちゃんが破りづらく角が丸いものを選ぶと安全におうち遊びを楽しめます。
3~4歳におすすめの図鑑
言葉が増え、周囲の「ふしぎ」に目が向く時期には、「DVDや動画が付いた動きがあるビジュアル重視の図鑑」や「素朴な疑問を解決してくれる生活図鑑」がぴったりです。知的好奇心が爆発する時期なので、「これってなに?」「なんで?」に答えてくれるテーマが響きます。
DVDの映像を見せてから本を開くことで、「動画で観たものと同じ!」という発見の楽しさを知ることができます。
5~6歳におすすめの図鑑
小学校への入学準備が始まる年長から年少の時期には、「系統立てた解説があるオーソドックスな総合学習図鑑」や「マナーや日常生活の知恵が詰まったプレ図鑑」がおすすめです。
平仮名やカタカナが少しずつ読めるようになり、自分で調べる楽しさを実感し始める時期です。生き物の名前だけでなく「なぜこのような姿をしているのか」を少しロジカルに解説した標準サイズ図鑑へスムーズに移行できます。
小学生におすすめの図鑑
知識欲が専門的・多角的になる小学生期には、「本格的な情報量を誇るNEO」やゲーム感覚で能動的に楽しめる「GET!」、思考力を育む「くらべる図鑑」が活躍します。自由研究や、普段の理科・社会の授業の予習復習としても大いに役立ちます。また、深掘りしたいテーマに合わせて、より狭く深い専門性の高い図鑑を選ぶのが成功の鍵となります。
ジャンル別|子どもにおすすめの図鑑
「うちの子は特定の物だけに強いこだわりがある!」という場合は、ジャンル別にハズレのない専門的な王道図鑑選んであげるのが一番です。
動物図鑑
地球上のさまざまな哺乳類・鳥類などの生態を網羅した、図鑑の基本中の基本。「躍動感や迫力」を感じさせたいなら講談社『MOVE 動物』、「体系的な知識」を網羅したいなら小学館『NEO 動物』が2強としておすすめです。
昆虫図鑑
子どもたち、特に男の子の心を掴んで離さないのが昆虫図鑑です。庭や公園、キャンプ場で見かける身近な虫から、海外の巨大なカブトムシや珍しいチョウまで網羅。写真の美しさや標本の見やすさ、見分け方のコツが詳しく載っているものを選ぶと、外遊びでの発見が何倍も面白くなります。
恐竜図鑑
太古のロマンを掻き立てる恐竜図鑑は、毎年新しい化石の発見によって最新の研究結果(羽毛の有無など)が更新されるジャンルです。最新の研究に基づいたリアルなイラストで解説されているものや、大迫力のCG映像DVDが付属した図鑑を選ぶと、まるでジュラシックワールドに飛び込んだかのような興奮を味わえます。
宇宙図鑑
夜空の星々から、太陽系の惑星、ブラックホール、宇宙開発の歴史までをビジュアル化した知的好奇心を刺激する図鑑です。美しい星空のビジュアルはもちろん、天体観測のコツや宇宙飛行士の活躍、宇宙飛行の仕組みなどが分かりやすく図解されているものが人気です。
魚・海の生き物図鑑
川や身近な海で見られる魚から、深海に潜むユニークな姿をした深海魚、クジラやイルカといった海の哺乳類までを網羅。釣りや水族館に行く前に予習したり、行った後に「今日見たのはこれだ!」と振り返ることで、自然学習への関心と理解がより一層深まります。
植物図鑑
道端の雑草から、美しい花々、巨大な大樹、美味しい野菜や果物まで、私たちの暮らしに最も身近な自然を網羅する図鑑です。季節の移り変わりに合わせて構成されているものが多く、近所のお散歩や公園遊びのお供として携帯用ポケット図鑑などを持ち歩くと非常に重宝します。
危険生物図鑑
サメ、毒ヘビ、クマ、スズメバチ、毒を持つ植物など、自然界に存在する「出会うと危ない生物」に特化したスリリングな図鑑です。ただ怖がらせるだけでなく、「なぜ攻撃してくるのか」「もし出会ったらどう対処すべきか」というサバイバルの知恵や正しい知識を楽しく学べる魅力があります。
人体図鑑
「自分たちの身体の中はどうなっているの?」という不思議に答える図鑑です。骨、筋肉、血管、内臓の働きから、食べ物がうんちになるまでのプロセス、風邪をひく仕組みまで、親しみやすいイラストや3D図解で分かりやすく表現。自分の体を大切にする「健康意識」を育むのにも役立ちます。
地球・自然図鑑
地震や火山、台風、雲の動き、世界の気候、砂漠や氷河といった「地球そのものの仕組み」を解き明かす図鑑です。異常気象や環境問題など、現代の地球が抱える課題についても学べるため、小学校の理科・社会の副読本や、ニュースへの理解を深める教養本としても優れています。
子ども向け図鑑の選び方
子どもの知的好奇心を最大限に引き出す図鑑を見つけるために、購入時にチェックすべき5つの重要ポイントをまとめました。
年齢に合ったレベルを選ぶ
どれほど素晴らしい図鑑でも、年齢に対して内容が難しすぎたり簡単すぎたりすると、子どもは一瞬で飽きてしまいます。
文字を読み始めた幼児期にはイラスト中心やタッチペン対応のものを、小学生以上には解説文が充実した総合図鑑を選ぶなど、現在のわが子の「理解力」と「文字の習熟度」にぴったり合ったレベルを見極めることが重要です。
子どもの興味があるテーマを選ぶ
何よりも大切なのは「子ども自身が夢中になれるテーマかどうか」です。
親としては勉強に役立つものを買い与えたくなりますが、まずは子どもが今ハマっているものに特化した図鑑を1冊選んであげましょう。「好きなことを図鑑で調べるのは楽しい!」という成功体験を作ることが他の学習ジャンルへの関心を広げる最短ルートになります。
写真・イラストの見やすさで選ぶ
図鑑のビジュアル表現には、精密な「イラスト(絵)」と、リアルな「写真」の2パターンがあります。
- 写真図鑑:生き物のリアルな色彩や質感をそのまま体感できるため、本物志向の子どもに最適。
- イラスト図鑑:写真では捉えきれない「生物の内部構造」や「断面図」、「全体像」を分かりやすく視覚化できるため、直感的な理解に非常に役立ちます。どちらのテイストが子どもの好みに合うか、事前に店頭等で確認しておくと失敗がありません。
DVD・AR・アプリ付きか確認する
現代の図鑑選びにおいて、映像やデジタル特典の有無は極めて重要な判断基準です。
「本を読むのが苦手」という子どもでも、テレビやスマホの大迫力映像から入ることで、驚くほどスムーズに図鑑の世界へと惹きつけられます。3Dグラフィックが動き出すARアプリ機能や超一流映像が詰まったDVDが付いているかどうか事前に確認しましょう。
持ち運びやすいサイズもチェック
図鑑は家でじっくり読むだけでなく、外の世界に持ち出してこそ真価を発揮するシーンが多々あります。
動物園、水族館、キャンプ、近所の公園遊びなどへ手軽に持っていきたい場合は、大型の本棚に並べる重い図鑑とは別に、リュックにすっぽり収まる「ポケットサイズ」や「新書判サイズ」のシリーズを検討するのが非常におすすめです。
人気図鑑シリーズを比較
定番の主要3大シリーズについて、それぞれの「対象年齢」「動画メディア」「誌面のテイスト」を分かりやすく比較表にまとめました。
| シリーズ名 | 小学館の図鑑NEO | 講談社の動く図鑑MOVE | 学研の図鑑LIVE |
| 対象年齢 | 3歳〜小学生(長く使える) | 2歳〜小学生(エンタメ重視) | 3歳〜小学生(デジタル特化) |
| 付属DVD | ドラえもんのクイズや解説(ドラえもんがナビゲート) | NHK「ダーウィンが来た!」等の超貴重映像 | BBC(英国放送協会)の臨場感あふれる実写映像 |
| スマホ連動 | 特になし(本としての完成度) | 特になし(映像DVD重視) | AR機能が超充実(3Dが飛び出す) |
| 誌面の強み | 教科書準拠、圧倒的情報量と正確性 | 迫力重視、ドラマチックな一瞬を掲載 | 親しみやすい写真、動画との高い親和性 |
図鑑をもっと楽しむ方法
図鑑は、ただ部屋でページをめくるだけでなく、実体験と紐づけることで学習効果と楽しさが何倍にも跳ね上がります。家庭で実践できる4つの活用法をご紹介します。
図鑑を持って動物園・水族館へ行く
図鑑をリュックに入れて、動物園や水族館へお出かけしてみましょう。
展示されている実際の生き物を目の前にして、目の前のリアル(実物)と図鑑のインプット(知識)をその場で照らし合わせる「答え合わせ」の作業は、子どもの脳に強烈な感動と深い理解を刻み込みます。
散歩や公園で生き物を探す
特別な旅行やお出かけをしなくても、毎日の近所へのお散歩や近くの公園遊びの中に図鑑を取り入れることができます。
ポケット図鑑を片手に、「このお花は何ていう名前かな?」「さっき見つけたバッタはどの種類だろう?」とお子さんと一緒にその場で調べてみましょう。身近な日常の中にこそたくさんの不思議や大自然が隠れていることに気づき、外遊びの質がグッと豊かになります。
自由研究に活用する
夏休みや冬休みの自由研究は、図鑑のレイアウトや解説手法をそのままお手本にするのが非常におすすめです。
「どうやって分類しているか」「観察日記を分かりやすく書くにはどうすればいいか」といった、情報を整理して他人に伝えるためのヒントが図鑑にはぎっしり詰まっています。スケッチの描き方や特徴のまとめ方を真似するだけで、非常にクオリティの高い研究レポートが完成します。
親子でクイズを楽しむ
図鑑をある程度読んだら、親子で「クイズ大会」を企画してみましょう。
「ライオンの最高時速は何キロでしょう?」といった問題を出し合うことで、一度得た知識を記憶としてしっかりと定着させることができます。親がわざと負けたり、「そんなこと知ってるの!すごいね!」と褒めてあげることで、子どもはますます図鑑を読むのが大好きになります。
子どもの図鑑に関するよくある質問
子どもの図鑑選びや活用法に関して、お父さん・お母さんからよく寄せられるリアルな疑問にお答えします。
何歳から図鑑を読めますか?
0歳〜1歳の乳幼児期からでも、絵本感覚で十分に楽しめます。
まだ言葉が分からなくても、カラフルな動物の写真や乗り物の絵を眺めるだけで脳への素晴らしい刺激になります。この時期は、タッチペンで音が出る図鑑や、破れにくい厚手のボードブックタイプの図鑑からスタートするのがおすすめです。
最初に買うならどのシリーズがおすすめ?
圧倒的な正確さと学校教育への繋がりを重視するなら「小学館の図鑑NEO」が最もおすすめです。
教科書にも準拠しており、幼児期の絵本代わりから小学校高学年の学習まで10年近く愛用できます。一方、本をめくる習慣がない子には、動画に定評がある「講談社の動く図鑑MOVE」から入るのもおすすめです。
DVD付きと通常版はどちらがおすすめ?
圧倒的に「DVD付き」をおすすめします。
本を開くだけでは伝わりにくい動きや生態を映像で体感することで、図鑑への興味が何倍も高まります。本と映像のダブルのインプットが、より立体的な理解へと繋がります。
電子版と紙の図鑑はどちらがいい?
幼児・児童期には、五感を使ってめくる体験ができる「紙の図鑑」を推奨します。
紙の図鑑は、「目的のページを探すためにパラパラとめくっている最中、たまたま目に入った別の面白い情報に出会える」という素晴らしい偶然(セレンディピティ)があります。重さを感じながら自分の手でページをめくる行為自体が、脳の発達に良い影響を与えます。
図鑑は何冊くらい必要ですか?
冊数に決まりはありませんが、まずは「1ジャンルに1冊」を目標に、本人の興味に合わせて徐々に増やしていくのが理想です。
最初に動物・昆虫・恐竜などの王道テーマを揃え、その後は宇宙や人体、植物など、子どもの「もっと知りたい!」という関心のアンテナが伸びたタイミングで買い足していくと、無理なく豊かな図鑑ライブラリーが完成します。
まとめ
図鑑は、子どもの脳に「自発的に調べる楽しさ」や「知的好奇心」という、生涯にわたって役立つ最高の宝物を授けてくれる一生モノの知育ツールです。
「ドラえもんが楽しく解説してくれるNEO」「大迫力の映像が詰まったMOVE」「スマホをかざして3Dで学べるLIVE」「ゲーム感覚でバッジを集めるGET!」など、それぞれのシリーズには子どもたちの心を躍らせるための素晴らしい工夫がこれでもかと凝らされています。
大切なのは、親が無理に勉強させようと買い与えるのではなく、お子さんの「これってどうなっているの?」という好奇心に優しく寄り添い、一緒に図鑑を開いて驚きを共有することです。まずは、お子さんが今一番興味を持っているテーマの1冊を手にとり、親子でワクワクする知の世界へ一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
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